いよいよ夏が迫ってきたと感じる気候になりました!!
すでに、かなりの暑さではありますが、これからドンドン暑くなるんですよね~(+o+)
毎年言っていますが、熱中症には本当に気を付けなければと思っています。
皆様も十分お気を付けください(”◇”)ゞ しんどくなる前に早めの休憩・早めの水分補給です(^^)/
6月のブレットジャパンは大口案件が多く、充実した月になりました!
大型の店舗案件の受注が数件あり、日々作業に追われていました。
納品日ギリギリまで作業をして何とかやり切ったという仕事もありました!!
無事に終われてよかったな~٩( ”ω” )و
6月に受注した大型店舗案件の中で、飲食店の客席用のベンチ製作があり、
なかなか良い物が作れたので、皆様に紹介したいと思います。
ベンチ製作で使用した材は足場板です。
ベンチは長さ2400mmは10台、1200mmが4台です。
飲食店の客席用という事もあり、なかなか数量の多い発注となりました。
ベンチの製作は今までにも依頼がありましたが、2400mmという長さは初めてでした!
ブレットジャパンスタッフのかなり気合が入りながら作業をしましたよ!!٩( ”ω” )و
足場板ベンチ製作
まずはベンチ用の足場板を切り出しから始めます。
ベンチの座面・脚ともに足場板2枚を接合したもので製作します。
綺麗に仕上げるためには、足場板を接合してから長さをカットするので、必要な長さのプラス数センチでカットしていきます。
次は切り出した足場板をサンディング加工していきます。
加工前の足場板は荒々しいので、作業がしやすいように全面滑らかに仕上げます。
枚数が多く全面サンディング加工はなかなかの重労働です。製作前のサンディング加工だけで1日かかります。
サンディング加工を丁寧にする事で仕上った時により良い物になるので、手が抜けない作業です(^^)/
全てサンディング加工が完了したら、足場板を接合していきます。
接合面をプレーナーでフラットに削り、隙間ができないようにしていきます。
接合面がしっかりフラットになるように、1枚につき少なくとも2回はプレーナーをかけていきます。
プレーナー作業が終われば接合用のビスケットチップ穴を掘り込みます。
掘り込みに使用するのはジョイントカッターです。
2枚の板の掘り込み箇所に印をつけジョイントカッターで掘り込みます。
足場板に掘り込みを入れ終わったら、ボンドとビスケットチップを接合面に入れクランプで固定します。
2400mmの材には少なくても4本のクランプを使い隙間が無いようにしっかりと絞めていきます。
クランプで固定した状態でボンドを1日乾燥させます。
ボンドを1日乾燥させたら、しっかり固定された接合材になります。
接合材の木口面を揃えるために丸ノコでカットします。この段階で指定サイズにカット。失敗が許されない緊張の作業です(~_~;)
接合材を再度ささくれ等がないか確認し、問題無ければ塗装をしていきます。
基本的に古材はクリア塗装をする事が多いです。もともとの風化具合を活かすため、カラーを入れる事はめったにありません。
今回もクリア塗装で古材の良さを活かした塗装です!!
全面をクリア塗装して、塗料を乾燥させます。
そして塗料がしっかり乾いたら、きめ細かいサンドペーパーで全面を撫でるようにサンディング。
『塗装してからサンディング』を2度繰り返して塗装作業は完了です。
2度繰り返し行う事で、表面の肌触りをより滑らかにします。
2度塗料を塗り重ねることで艶が出ますし、肌触りがよく、気持ちが落ち着く板材にになります。
塗装が完了したら、ベンチの組立準備をしていきます。
まずは、ベンチの脚部分にアジャスターを取り付けます。アジャスターはネジのように回して高さを調整する物を取り付けます。
2400mmと長めのベンチなので、しっかりとしたアジャスター・そして頑丈な鬼目ナットで高さ調整部分を付けていきます
ドリルでアジャスターがしっかり入り込む穴をあけたら、鬼目ナットを六角で入れていきます。
ベンチ脚にアジャスターが付け終わったら、座面と脚の固定をしていきます。
座面と脚の固定はL字ステーで固定します。
あまり見えるところではないですが、L字ステーはブラックにして全体の見栄えをカッコ良くしています。
見えないところも気を遣う…大切ですね~(^_-)-☆ ビスの色もブラックで金具も色合わせ(^_-)-☆
L字ステーの間には、お客様からの要望でデザイン補強材を入れてます。
2400mmの長いベンチなのでL字ステーだけではなく、座面側からもビスで固定します。
ブラックのビスは古材にも色が合うので見えてもお洒落な感じです!!
足場板は曲がりがあるので、座面側からビスを打ち込む時は、クランプで押さえながらビスを打ち込んでいきます。
上下でしっかり脚を固定でき、グラつきもなく、無事ベンチが完成しました!!(≧▽≦)
2400mmベンチ10台、1200mmベンチ4台、全部で14台(≧▽≦)
6月では1番の大仕事になりました!!いい経験になりましたー(^^)/
足場板のベンチはかなり満足のいく仕上がりになりました!!
自分の家にもあったらいいなーと思うくらいの出来栄えです(^_-)-☆
飲食店の客席用のベンチでしたが、お家の玄関やお庭に置いてもイイ雰囲気になると思います!!
実は6月にもう1件ベンチの製作がありました。
ベンチの製作自体多くはないので、同じ月に被るのは珍しいことです。
もう1件のベンチ製作は一般のお客様のガーデン用のベンチです。人が座るというよりもメインはプランタースタンドの用。
こちらのベンチはフェイクビンテージウッドを使用したアンティーク風のベンチが希望とのことでした。
お客様からは大体のイメージをヒアリングして、細かい部分はお任せで製作という、またまた気合の入る仕事でした!!
お客様からのイメージを元にデザインを決め製作に入ります!!
いろいろ案を出しながら、だいたいのイメージを完成させて製作にはいります。
座面は長い楕円形にカット。ジグソーでカットしていきます。
アンティーク風なので表面にノコキズと打刻キズ・エッジング加工で風化したイメージを作っていきます。
キズを付け終わったら、ベルトサンダーとサンドペーパーで粗い部分を滑らかにしていきます。
ベンチの脚部分もアンティーク風に曲線のデザインに。ジグソーでカットしてエイジング加工。
脚の土台部分は全体のバランスとしっかりするように、厚めの材を加工します。
パーツが完成したら塗装します。
暗めの塗料をベースにして、ホワイトカラーに塗装。風化で剥がれたように、擦れさせながら塗装します。
欠けた部分は色を出来るだけ入れないのが、風化したベンチに見せるポイントです。
フェイクビンテージウッドのベンチも満足いく仕上がりになりました!!
色の剥がれ具合や使い込んだダメージがとてもイイ感じ(^_-)-☆
フェイクビンテージウッドのベンチならお好みのカラーに塗装が出来るので、どんな空間にも合うベンチが作れます!!
今回のブログでは製作ベンチについて紹介いたしました。
足場板のベンチ・フェイクビンテージウッドのベンチ両方ともイイ雰囲気のベンチに仕上がりました!!
ブレットジャパンではお客様のイメージする商品を出来るようにヒアリングをしながら商品を制作しています。
テーブルやベンチなど、なかなか思ったとおりの物が見つからない方は一度ブレットジャパンにお越しください(^^)/
古材に詳しい専門もスタッフがしっかりと対応させていただきます。
※来店予約承っております。遠方よりお越しの方は事前予約をお願い致します。
ブレットジャパンはオンラインストアもやっています!!
手軽に購入されたい方は是非オンラインストアでご購入ください!!
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