明るいホワイト塗装のフローリング材で気分もアゲアゲ٩( ”ω” )و

記録的な暖冬だった冬から一転して寒~い3月でしたね(;・∀・)

桜の開花予想も当初は3月中旬か?なんて言ってましたが、、蓋を開けてみれば大阪はギリギリ3月(30日)に開花。

これは去年より11日、平年より3日程遅い開花らしいです。

最近は入学式の頃には桜も散って、、なんて事も多かったので、今年の新入生はラッキーでしたね(^_-)-☆

ブレットジャパンのショールームは、大阪の桜の名所としても有名な五月山の麓にあるので、このブログを書いている今も窓の外からお花見遠足に向かう賑やかな声が聞こえています。

桜が散った後も新緑が楽しめるので、散策がてらショールームにもお立ち寄りください~!

 

さて、今月のブログでは、春夏の季節にもピッタリな、爽やかで明るい印象のフローリング材をご紹介します。

ブレットジャパンでは昨年、看板商品のフェイクビンテージウッドを大幅リニューアルしました。

⇒フェイクビンテージウッドリニューアルの記事はこちら

⇒フェイクビンテージウッド(フローリング仕様)リニューアルの記事はこちら

 

今回はその中でも人気の高い、ロンハーマンホワイトのフローリング仕様材をピックアップしていきます。

上のリンク先のブログ記事でも紹介していますが、元材にはレッドパインの四方向ホンザネ加工材を採用しています。

現行のフェイクビンテージウッド(フローリング材)

ロンハーマンホワイト(フローリング材)

まずこの商品名“ロンハーマンホワイト”の由来について、、、

ご存じの方も居るかと思いますが、ロンハーマンはアメリカ西海岸発のアパレルセレクトショップ。

LAといえば、温暖な気候でサーファーが行き交うサンタモニカのビーチや、大手映画スタジオや劇場が集まる華やかなハリウッドなどが思い浮かびますね。

オシャレで高級なイメージもあるんだけど肩肘張らないラフな感じも持ち合わせた、洗練された印象があります。

そんな空気感を再現した店舗は、日本に居ながらにして西海岸でのショッピングをして居るかの様な錯覚に没入できます。

お店でも住宅でも、空間演出で大きな役割を担っているのが床や壁、天井などの色や材質ですが、ロンハーマンをはじめとした西海岸テイストの空間には決まってホワイト基調の木材を採用しています。

いわゆるカリフォルニアスタイルというやつですね(”◇”)ゞ

ブレットジャパンには以前から白地で板の両サイドが擦れた塗装のビンテージホワイトという商品を取り扱っていたのですが、いつ頃からか商談に来られたお客様から、ロンハーマン(の店舗)の壁面みたいなイメージの板材を探してますといった声を聞くようになりました。

そこで旧商品のビンテージホワイトのアレンジバージョンとして製作したところこれが好評で、最終的にはロンハーマンホワイトという商品に昇華して今に至っています。

この商品はまさにアメリカ西海岸のように、清潔感のある爽やかさと畏まり過ぎないラフさを備えているので、デリカテッセンやベーカリーなどの食料品を取り扱うお店から、美容室やコインランドリーまで、生活に密着したシチュエーションが少し気分の上がるような空間づくりに最適です。

そんな経緯で誕生したロンハーマンホワイト(フローリング)を、今回は製作工程からご紹介していきます。

 

元材は入荷した時点では表面が粗いままの状態です。

このままではブレットジャパンが目指す古材の風合いにならないので、サンダーを使ってサンディングしテクスチャの調整をしていきます。

勿論、サンディング前の粗々しいテクスチャでの仕上げをご希望でしたら、別途サンプルを製作するなどして仕上がり具合のご相談も可能ですよ(^_-)-☆

人の手に触れない、例えば天井とかショーウィンドウの中とかであればアリかもしれませんね。

サンディング前

サンディング加工

サンディング後

機械サンディングの後に手で確認しながらサンドペーパーもかけていますが、製材キズを活かした商品という特性上、ササクレなどが一部残る事があります。

靴などを履いての使用が想定される場所(店舗など)では問題ありませんが、自宅の床面などに採用頂く際は事前にお知らせください。

仕上げに番手の大きいペーパーでのヤスリ掛けなど、リスクを低減する加工をさせて頂きます。(※リスクゼロを保証するものではありません)

 

サンディング加工の次は塗装工程に移ります。

サンディング加工までの工程はフェイクビンテージウッドのどの商品も基本的に同じですが、ここからは商品ごとに異なる加工になります。

ロンハーマンホワイトの塗装は2工程。いったんベースカラーを塗装した後にしっかりと乾燥させ、トップカラーを塗装していきます。

1塗装目のベース色は、明るめのブラウン。

ロンハーマンホワイトの仕上がりはホワイトがほぼ全体を覆っていますが、ところどころ擦れた合間から覗くベースカラーが絶妙なアクセントとなって程好いラフさの演出になるので、カラートーンは重要です。

ベース色の塗装作業

日差しを浴びて輝いてます★

ベース色を塗装したらしっかりと乾燥させます。子の乾燥がアマいうちに2層目の塗料をのせてしまうと、、悲劇が待っているのでここはしっかりと。

最低でも24時間の乾燥時間を取りますが、季節や天候によっても乾燥具合は大きく変わるので、チェックしながら適宜時間を調整します。

しっかりと乾燥したら2層目の塗装です。

刷毛を使って塗料を乗せていくのですが、擦れ具合の理想は、元々は全体がしっかりと塗り潰されていたものが使用に伴う経年変化で塗装が部分的に剥がれたり薄れていったような状態を再現する事。

それを製作直後の段階で表現できている必要があるので、擦れ具合はセンスが問われる繊細な作業工程です(;゚Д゚)

何も意識せずに塗装作業を進めていると、同じ場所ばかり擦れた板が並んで不自然な仕上がりになってしまう事もあるので、塗装を終えて乾燥台に並べたものを見ながら全体のバランス見て塗り進める事も、雰囲気よく仕上げるコツのひとつになります。

擦れ具合もセンスの見せ所w

乾燥台で乾かします

塗装を終えた板は乾燥台で再度乾燥工程に。

しっかりと自然乾燥させたら完成です٩( ”ω” )و

完成品はこんな感じ↓↓↓

擦れ具合がいい味出してます

清潔感もありつつ適度にラフさも

どうでしょうか?西海岸の軽い風が吹いてきそうな、明るく爽やかな印象に仕上がっていますね(^^♪

明るめながらちょっとくすんだオフホワイトと、擦れた部分に見えるブラウンの相性で爽やかなラフさを見事に演出しています。

ブレットジャパンでは基本的にご注文をお受けしてからの製作なので、擦れ部分をもっと少なくして欲しいとか、オフホワイトをホワイトに変更したい、なんてご要望も対応可能ですよ◎

 

ここからは完成したロンハーマンホワイトの施工イメージをご紹介していきます。

ここまで何度か出てきたワード“四方向ホンザネ加工材”。これはフローリング材の一番の特徴になります。

木材の特性上、施工後の経年とともに伸縮や反りや捻じれなどの形状変化は起こりうる変化ですが、壁面や天井面と比べて床面はその変化に起因する影響も大きくなりがちです。

板と板の継ぎ目に少しの段差が出来ただけでも、つまずいてしまうリスクもある為、サネ付きの材を使ってリスク回避を図っています。

サネの形状は幾つか種類がありますが、ブレットジャパンで普段使っている材はホンザネと呼ばれるもの。

板材の側面(木端や木口)の中央に凹凸(雌サネ雄サネ)がそれぞれ刻まれていて、これを嚙合わせる事で反りや捻じれによる継ぎ目の段差が生じないようにする仕組みです。

また、施工時にはこの差ねの部分から斜め方向にタッカービスなどの留め具を打ち込み、それを隠すように次の板のサネが噛み合うので、仕上がり時に留め具が一切見えないというメリットもあります。

四方向ホンザネ加工品は板材の木口木端4方向の全てにサネがあるので、施工後の安定感が抜群ですよ。

四方向ホンザネ加工

縦横のサネを合わせて

填め込むと、、

綺麗に収まりました

画像で見ていくと分かりやすいですね(^^)/

ここでは床面のトラブル回避の為の仕組みと書きましたが、勿論壁面や天井に使っても問題ありませんよ。

まずは床に敷き詰めたイメージ。

敷き詰めると迫力ありますね(^^♪

爽やかな風が吹いてそう٩( ”ω” )و

所どころ擦れた風合いがなんともいい味を出していますね。

開け放った窓から吹く風が爽やかに駆け抜けてそうな涼しさを視覚的に得られるので、これからの季節にピッタリな空間演出をしてくれます。

 

次は壁面材のイメージとして縦に並べて見ました。

スッキリとしたイメージ

引きで見ると施工イメージが沸きますね

床材の施工イメージでは接合部分をずらす乱貼りでご紹介しましたが、壁面では同じ長さで整然と並べてみました。

板材自体は同じ物ですが、並べ方で少し違った印象を受ける気がしませんか?

この壁面を背景に色味のある家具や小物を置いてみると、めちゃくちゃ映えるのでオススメです(^_-)-☆

アンティーク家具も映えますね!

使いかけの塗料缶もこのとおり☆彡

この何とも絶妙な空気感の演出力は、ロンハーマンホワイトの為せるワザ(`・ω・´)ゞ

アパレルのお店だったら、涼し気な服を着たモデルさんに座ってもらって撮影すると絶対ハマりますね!

使い古しの塗料缶さえもめちゃくちゃお洒落な空間演出になってしまうあたり、この壁面のポテンシャルの高さを物語っています。

 

今回はフェイクビンテージウッドのロンハーマンホワイト(フローリング材)をご紹介しました。

アメリカ西海岸のようなFREE&EASYな空間演出に是非取り入れて見てください。

また、夏と呼ばれる期間が長くなり暑さも熱帯かと思うような酷暑が定番となりつつある昨今、視覚的に涼をとる手段としてもオススメですよ(^_-)-☆

 

商品概要

フェイクビンテージウッド

ロンハーマンホワイト(フローリング材)

サイズ:(厚み)19mm × (幅)135mm × (長さ)1,820mm

価格:¥2,500/枚 (¥10,000/㎡) +tax

 

気になった方はお気軽にご相談くださいね!

ブレットジャパンでは、ご来店の事前ご予約を承っています。

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営業日(月曜から土曜)であっても納品や現場施工等で不在になるケースがあります。

特に遠方からのご来店の際はご注意ください。

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