ホームセンターでも手に入る「足場板古材」を徹底解説!何が魅力?選び方は?

 

新型コロナウィルスの流行によるステイホーム期間以降、DIYがブームになっているのです。DIYを楽しむ人たちの中で、新品の木材にはないビンテージ感の出せる古材が注目されています。中でも手軽にトライできる古材として人気なのが、「足場板古材」です。ホームセンターでも気軽に手に入る足場板古材ですが、何が魅力なのか、どのようなものを選べばいいのかを徹底解説していきます。

そもそも、足場板古材とは?どこで買える?

足場板古材とは、いったいどのような古材で、どこで手に入れられるのでしょうか。

足場板とは工事現場の足場に使われる木材

足場板とは、建築現場で足場として使用される木材のことを言います。使われるのは、国産の杉材、または合板です。近年ではアルミ製やスチール製の足場板が主流になってきましたが、木製の足場しか使わない現場もまだまだあります。古くから使われてきた杉材の足場板は、とくに関西で根強い人気があるのです。

高速道路の橋梁に使われる木製の足場板は、3~5年で足場としての寿命を迎えます。その後は、工事現場の足場として二次使用され、さらに土留め板として三次利用されるのです。高速道路の橋梁や工事現場で使われた足場板は、古材として販売もされます。

足場板古材が手に入る場所

足場板は、建材店や材木店、ホームセンターでも売られていますが、古材の足場板も販売されています。工事現場などではなく、一般の人がDIYに使うために足場板古材を買うなら、ホームセンターが最も気軽に訪れられるのではないでしょうか。

また、古材の専門店にも足場板古材が置かれていることは多いのです。古材専門店は専門的な古材の知識が豊富なスタッフも多いので、足場板古材についてアドバイスが欲しい人にとくにおすすめと言えます。

今、足場板古材が人気!その魅力とは?

ホームセンターなどに行けば、新品の木材も売られています。そのような中で、あえて足場板古材を選ぶ人が多くいるのはなぜなのでしょうか。その魅力は次の4点が考えられます。

サイズが均一

足場板は、基本的に厚みが30㎜、幅が200㎜、長さが4mと規格が決まっているのです。長さは、半分の2mにカットされている場合もあります。

サイズが均一の板は、DIYに挑戦する人にとって使い勝手が抜群です。テーブルにしたり、棚やテレビボードの天板にしたりと使いやすいサイズ感も魅力でしょう。

屋外で使われていたからこその味わい

何年もの間、風雨にさらされていた足場板は、新品の木材にはない風合いが生まれています。古材には、長い年月にわたって家屋の柱や梁などとして使われていたものもありますが、厳しい自然の中で時間が経過した足場板古材は、より荒々しい雰囲気を醸し出しているのです。

工事現場で使われていた足場板古材は、ペンキやセメントが付いていたり、釘穴が開いていたりする場合もあります。そのような汚れや傷も、唯一無二の味だと言えるでしょう。

塗装で雰囲気を自由自在に変えられる

足場板古材は、販売される前に清掃・水洗いをし、天日干しをしてサンディングを施し、ようやくインテリア用木材として店頭に並びます。杉の無垢材のままでもナチュラルな雰囲気を楽しめますが、クリア塗装をすれば美しいツヤが生まれるのです。さらにマットな塗料やカラフルな塗料を塗ることで、雰囲気ががらりと変わるでしょう。

価格がリーズナブル

品質やサイズ、加工の有無によって価格は異なりますが、足場板古材はとてもリーズナブルに購入できる古材です。多くの木材パーツが欲しい場合でも、カットさえすればリーズナブルにたくさんの木材パーツができあがります。

足場板古材の選び方のコツ

一口に足場板と言っても、状態はさまざまなものが売られています。足場板古材ならではの特徴について知り、自分がどのような足場板古材を求めているかを明確にしておきましょう。

実際に目で見て状態をチェック

足場板古材はネットでも販売されていますが、実際に見て購入するのがおすすめです。なぜなら足場板古材は使用されていた環境から、1枚ずつ状態が異なるからです。あえてペンキなどの汚れが付いたものがいい人、なるべくきれいな状態のものが欲しい人など、希望通りの足場板古材を見つけるためにぜひ店頭で状態を見てみましょう。

具体的には、「ペンキやセメントなどの汚れの有無」、「釘・カッター跡の有無」、「ひびや欠けの有無」を確認して自分好みの1枚を探してみてください。

複数枚購入してDIYしたい場合には、サイズの違いと反りの有無も考慮します。長年にわたって直射日光と雨風にさらされることで、足場板古材は縮んだり反ったりしがちです。床材にするなど使う場所によっては、反りやサイズ感の違いが不都合になってしまう場合もあります。

加工の仕方はスタッフにアドバイスをもらう

足場板古材は古材の中でも扱いやすいものですが、やはり新しい木材とは違います。足場板古材に向いているものや場所、加工の仕方のコツなどは売り場のスタッフにアドバイスをもらうのがおすすめです。

希望のサイズにカットしてもらえたり、特殊加工を施してもらえたりするサービスを提供している店もあります。古材専門店なら、サンディングやクリア塗装、古材表面の凹凸は残して色だけとばす「ホイルサンダー加工」や不燃加工など、本格的な加工もしてくれる場合が多いのです。

まとめ

DIY初心者にも扱いやすいと人気なのが、足場板古材です。新品の木材にはないビンテージ感や味わいが魅力と言えます。また1本1本風合いが異なるので、自分好みの1本に出会う宝探しのような気持ちが味わえるでしょう。

「株式会社ブレットジャパン」で販売する足場板古材は、高速道路の橋梁で使われていた足場材の一次利用です。つまり工事現場で使われていたものとは違い、状態がよく、汚れのないものがそろっています。常時、大量の足場板古材の在庫がありますので、自分好みの足場板古材をじっくり探してみてください。

足場板古材をどのようにDIYしようか決まっている人もそうでない人も、一度ショールームにお越しください。足場板古材をテーブルの天板やベンチ、床材や棚板、ウッドフェンスなどに利用し展示しております。きっとイメージが膨らむはずです。

サンディングはもちろん、クリア塗装やホイルサンダー加工、不燃加工も行っております。必要なサイズへのカットもできます。まずはお気軽にお問い合わせください。

    
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