待ちに待った秋、到来ですね(^_-)-☆
今年の夏は本っっ当に暑かった(;´Д`A “` 7月8月と殺人級の暑さが続いた中で迎えた9月、一瞬ちょっと涼しくなったかと思えばまた強烈な残暑に。。
聞いたところでは、9月の平均気温は平年を2.66℃も上回って、気象庁が記録を取り始めてから125年間で一番暑い9月だったとの事。
「9月にこれだけの高温になる事は珍しく、率直に言って信じられない」とは気象庁職員の言葉で、様々なケースを想定する専門家をもってしても、超異常な高温の夏だったみたい(ノД`)・゜・。
10月に入って一気に気温が下がったので、この落差に体がついていかない感もありますが、、これでやっと平年並みとのこと。
寒がりな僕は速攻で布団を出しましたけどね(^^)/
さて、ブレットジャパンでは先日、待望の新商品が入荷しました!
これまでブレットジャパンの看板商品として人気の高かった、古材のフェンスウッドとその半割加工商品のドレスボード。
雪除けのフェンスとしての役割を終えた針葉樹系の古材は、経年と共にグレイに色付き、幅と長さが揃った定尺材な事もあって、キレイ目系の古材としてオススメしていました。
しかし古材を含む輸入木材全般に関して、コロナ禍に始まったウッドショックや、フェンスウッドの輸入元である北米地域での古材人気などに起因して品薄状態に。。
これに代わって安定供給出来る古材を探していたのですが、今回東欧のポーランドのサプライヤーとの交渉がまとまり、先日商品が届きました(`・ω・´)ゞ
毎回そうなんですが、大型トラックに積まれてやってくる商品の荷下ろし作業って、それまでメール添付の画像などでしか見れなかった古材が実際どんな表情なのかっていう期待が高まって、ワクワクするんですよね~( *´艸`)
今回は10tトラック2台分が、倉庫に到着しました。
画像だとサイズ感がわかり難いかもですが、古材1枚あたりの長さは3,00mm~4,000mmで、それがバンドで縛られた束になっているのでなかなかの迫力!
うちのちびっ子フォークリフト(といっても所謂普通サイズ)がフルパワーで積み荷を降ろしていきます。
今回はフェンスウッドやドレスボードの代替品ということで、ざっくり2種類の古材を輸入しました。
1つ目はフェンスウッドオリジナルの代替品となるのですが、これまでの定尺品と異なり、乱尺乱幅となりますが、長さは概ね3,000mm~で幅が200mm~350mmとかなり迫力のあるサイズ感。
幅広サイズの古材は近年見掛けるケースが減って希少価値が上がってきてるので、めちゃくちゃ貴重です!色味はグレー系を中心にブラウン系も。
ブレットジャパンでこれまで取り扱ってきた“バーンウッド”とサイズ的に近くなるので、商品名は“バーンウッドEU”としました。
【バーンウッドEUの価格】
バーンウッドEU(幅250mm未満): 厚み25mm × 幅100-249mm ×長さ2000-4000 ¥14,000/㎡
バーンウッドEU(幅250mm以上): 厚み25mm × 幅250-350mm ×長さ2000-4000 ¥18,000/㎡
2つ目はフェンスウッドドレスボードに代わる商品ということで、シルバーグレーの表情はそのままに表裏の2枚にスライスしたもので、商品名は“ドレスボードEU”
長さは元々乱尺乱幅ですが、この商品は壁面などに敷き詰めて使用するケースが多い為、長さと幅の両方が乱サイズだと施工に工夫が必要となりロスも多くなってしまうので、長さを2,400mmの定尺にカットしました。
幅は90mm~150mm程度の乱幅で、ご注文の際は原則的に平米単位となり、単一幅のご指定は不可とさせて頂きます。
※数枚程度のご注文でしたら、別途ご相談ください。
厚みは10mm~12mm程度で比較的揃っていますので、貼り合わせた際にラフ過ぎる印象になる心配もありません。
【ドレスボードEUの価格】
ドレスボードEU:厚み10mm × 幅90-150mm × 長さ2400mm ¥11,000/㎡
ではここからは、実際の表情や雰囲気をイメージし易くする為に、倉庫内で仮施工した空間をご紹介していきます。
(※施工空間の照明条件やご覧頂くPC・スマホ等の画面によって色味の見え方が変わる事があります。
まずは一番の定番カラーであるシルバーグレーのドレスボード。
ちょっと前に話題になったファッションモデルさんの『白って200色あるねん!』じゃないけれど(≧▽≦)、グレーにもいろんなグレーがあって、同じ環境下で経年変化を遂げても1枚ごとに違うグレーになります。
でもこの差こそが、それぞれの個性があってこそ価値がある古材の醍醐味!魅力のひとつです。
下の左の画像はグレー系ばかりを並べた壁面ですが、白っぽい明るめの物から暗めの物や黄色味がかったものなど様々なのにまとまりがあるのがお判り頂けるかと思います。
長さが2,400mmあるので、縦方向に通して並べると結構見応えがあります。
3枚目の画像は弊社社長が所有するビンテージハーレーの背景に。
インナーガレージの壁面に施工すると、ちょうどこんな感じになるかと思いますが、めちゃくちゃカッコイイ空間に仕上がってます(^_-)-☆
こんな空間があったら、バイクや車のメンテナンス作業もテンション上がりますね!
一方で古材のなかにはグレーではなくブラウン系の色味の物も。
古材は経年の中で太陽に曝される時間が長いとグレーに染まりますが、例えば壁の裏面だとか屋根に覆われた空間に施工された木材は、グレーではなくブラウンの色味で経年変化をしていきます。
一番左はブラウン系の色合いの物ばかりを並べた施工事例になりますが、同じ素材でも色味がブラウン系になると、一気に素朴な暖かさが加わって、ほっこりと落ち着く空間に様変わりしますね。
グレー系の方もナチュラルテイストではありますが、こちらの方が暖色系の色合いの為、気分が解けていくようなリラックス空間を演出してくれます。
上に掲載の施工事例では縦方向に貼っていますが、水平方向に並べて貼るとまた違った優しい印象になります。
今度は上記のグレー系とブラウン系をミックスしてランダムに貼り合わせていった施工事例。
単色系での貼り合わせ事例と比べて色味の差が大きい分、明るく華やかな印象に仕上がります。
とはいえ、グレー系・ブラウン系ともに無塗装で古材の色味をそのまま保持しているので、落ち着きのある印象も持ち合わせていますね。
ここからは表面加工のパターンをいくつかご紹介していきます。
今回ご紹介しているフェンスウッドなどの古材は、それぞれの板が経年変化によって纏ったラスティックな表情も魅力ですが、サンディングや塗装といった加工を施すことで、一味違った風合いを出す事も可能です。
ブレットジャパンで特にオススメなのは、古材の風合いを適度に残しつつ、仕上がりの風合いを変えていく加工。
そのひとつ目が、ベルトサンダーでフェンスウッドの表面をフラットに磨き落として風合いを調整したものです。
サンディングの具合いにもよりますが、無加工のものと比べて優しい表情に仕上がるので、穏やかな空間づくりに最適☆
また、無加工の古材はトゲやササクレなども多く、衣服を引掻けてしまったり、何気なく手で触れただけでもトゲが刺さってしまうなどのトラブルも、、(ノД`)・゜・。
サンディング加工でトゲやササクレを飛ばすことが出来るので、トラブルリスクの軽減にもつながります。
このベルトサンダー加工を施したものにクリア塗料を塗ると更に風合いが変化していきます。
クリアと言ってもここで使う塗料は半透明の蜂蜜のような色合いなので温かみのある印象に。
この塗料はササクレなどのコーティングの役割も担っているので、上に書いたようなトラブルの軽減にもなります。(^_-)-☆
もう一つの加工パターンは、ホイールサンダーで浮造りの様な凹凸感を出してクリア塗装を施すもの。
上のベルトサンディングとは違って木目に沿った凹凸感が出るので、光による陰影が出やすく深みのある表情になります。
主張のある力強い風合いに仕上がるので、Barやシアタールームなどのようなシックな空間づくりにはこちらがオススメです。
間接照明を取り入れてもカッコイイですよ(≧▽≦)
これだけでも十分に魅力的な表情ですが、こちらもクリア塗装をしてみました。
グッと引き締まった表情になって、見る人の気分まで高鳴らせてくれるような風合いに仕上がります。
今回ご紹介したのは、古材の風合いをそのまま活かしたシルバー系/ブラウン系のものと、サンディングとクリア塗装で表情に変化を持たせたもの。
いずれのタイプも壁面や天井面に施工する事で、壁紙やパネルには出せないリアルビンテージウッド独特のオーラが空間演出にひと役かってくれます。
勿論壁や天井以外にも、アイデア次第で様々な用途に活用していただけますので、お気軽にご相談くださいね(^_-)-☆
ご来店頂いてのご相談・お見積りも大歓迎です。
営業時間は祝祭日を除く月曜から土曜の9:00~18:00となります。
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【お知らせ】
ブレットジャパンでは公式YouTubeチャンネルにて動画の配信を行っています。
ビンテージウッドやフェイクビンテージの魅力発信の他、DIYのコツなど様々なテーマで製作。
毎週月曜日19時頃に最新の動画をアップしていますので、是非ご覧ください。