スチームドライウッドの魅力☆お洒落なダイニングテーブルに!

立春を過ぎてしばらく経ちますけどまだまだ寒いですね。。春が待ち遠しい。。

今回ご紹介するダイニングテーブルは、そんな寒い季節でも眺めているだけで気持ちが安らぐような、木の温もりを存分に感じられますよ╰(▔∀▔)╯

 

スチームドライウッドの紹介

ダイニングテーブル製作で使用したのは、ブレットジャパンで取り扱うロハスウッドの中の、スチームドライウッドという商品。新材にも拘わらず古材のように味のある表情を持ち合わせています。

温かみのある濃褐色の色味が特徴で、壁面や天井面での使用はもちろん、ルーバーや柱材、テーブルやカウンター天板、テレビボードや棚など様々な用途に適しています。

パン屋さんの工房

店舗壁面

ビッグテーブル

テレビボード

 

さて、最近すっかり耳馴染みのある言葉になったロハスやSDGs、以前から認知度が高いエコなどの言葉ですが、

LOHAS(ロハス)とは「Lifestyles of Health and Sustainability」という英語の略語で、健康で持続可能な生活様式の意味。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略語で、持続可能な開発目標の意味。

エコは「Ecology」の略語で生態学や自然環境の意味ですが、そこから転じて地球環境にやさしいといった意味になってます。

いずれの言葉も、これまでの大量生産使い捨てに起因する地球環境問題や公害、農薬汚染などを改め、地球環境と人の生活に配慮した社会形成を目指す意味が込められています。

 

ブレットジャパンで取り扱うロハスウッドのラインナップもそんな視点に立った商品群で、今回ご紹介するスチームドライウッドも環境循環型の改質木材になります。スチームドライウッドは高熱木材乾燥技術を用いたもので、北欧のフィンランドでは木材の耐久性や安定性を高める目的で古くから使われている加工法です。さすが環境と人の共存に対して早くから意識が高かった北欧の国だけありますね₍₍⁽⁽(ી(^‿ゝ^)ʃ)₎₎⁾⁾

ブログでも普段は古材をご紹介する事が多いですが、古材とはまた違った魅力が詰まっていますよ。

 

ブレットジャパンでは日本国内でこの加工技術を開発したメーカーに委託して、スチームドライウッドの各サイズを取り揃えています。

そのメーカーさんの説明によると、、、

『純国産の窒素加圧加熱技術によって木材の中心部までナノレベルで改質。木材の3大欠点である「腐る」「狂う」「燃える」のうち、腐れと狂いの問題を解決、ノンケミカル加工でありながら「防腐性」と「形状安定性」、更に「断熱性」「意匠性(褐色)」「軽量化」も実現しました。』とのこと。

 

「防腐性」について、この窒素加圧加熱技術は、加工時に薬品を一切使用しないので、危険な有害物質が揮発したり溶脱する心配がありません。この加工によって木材の養分や水分が少ない状態を維持できるため、腐朽菌類やシロアリにとって魅力の薄い食材wとなります。

通常の木材では防シロアリ剤や防カビ剤など化学物質が含まれることの多い薬品を使いますが、スチームドライウッドではこれらを使っていないので、小さなお子さんやペットの居る家庭、ハウスシック症候群に悩む方にも嬉しいポイントですね。

 

「形状安定性」について、通常の木材は置かれた環境の湿度の影響を受けやすく、反りや歪みが発生する事があります。スチームドライウッドは窒素加圧加熱によって吸湿性が低下するため、湿気による伸縮や歪みのリスクが大幅に軽減されます。

また、木材細胞内の空気層が多くなるので、断熱効果も向上。夏場の冷房効率にも一役買います。

 

こういった環境機能面で優れたスチームドライウッドですが、内装にしても家具類にしてもやっぱり重要視せずにはいられないのが見た目の良さ。服や食べ物のようにその日の気分で選べるものじゃないだけに、気に入って長く使い続けられるビジュアルはとても大事です。先に出てきたロハスとかエコといった観点からも、ひとつの物を大切に長く使い続ける事は重要なポイント。そう言った意味でも、スチームドライウッドは深みと柔らかい温かみを持ち合わせていて、スタイリッシュに空間を演出してくれますヽ(⌐■_■)ノ♪♬

この埋もれ木のような濃褐色の色調は着色ではなく、高熱加工の際に木材が元々持っている油分が滲み出て染まったもので、材の表面だけでなく中まで均一に染まっています。このため、使用に伴って生まれる表面キズやDIYなどでの切削面にも色の差が出にくいのも魅力です。

 

 

スチームドライウッドのバリエーション

ブレットジャパンで現在取り扱っているスチームドライウッドのバリエーションをご紹介します。

まずは板材のバリエーション。

基本サイズは下の表の4種類になります。

商品名 サイズ 仕様 価格(税抜き)
SteamDryWood(1×10×6F) (厚さ)17mm ×(幅)230mm    ×(長さ)1820mm 無塗装(半割加工) ¥4,000/枚
SteamDryWood(1×10×12F) (厚さ)17mm ×(幅)230mm    ×(長さ)3650mm 無塗装(半割加工) ¥8,000/枚
SteamDryWood(2×10×6F) (厚さ)38mm ×(幅)230mm    ×(長さ)1820mm  無塗装  ¥7,000/枚
SteamDryWood(2×10×12F) (厚さ)38mm ×(幅)230mm    ×(長さ)3650mm 無塗装 ¥14,000/枚

 

一番下の段のサイズで窒素加圧加熱処理を施し、各サイズに製材しているので、厚さ17㎜の商品は片面に製材跡が残る仕様になっています。壁や天井などの面材として使う場合は厚みの少ない1×材(厚さ17mm)がオススメですし、テーブルやテレビボード、重量物を置く棚などには2×材(厚さ38mm)が最適です。

上記の板材以外にも、柱やルーバー材としても使える角材やプランク材(極厚板材)があります。

商品名 サイズ 仕様 価格(税抜き)
SteamDryWood(90角材) (厚さ)90mm ×(幅)90mm     ×(長さ)3000mm 無塗装 ¥9,500/本
SteamDryWood(プランク材) (厚さ)100mm ×(幅)200mm    ×(長さ)2000mm 無塗装 ¥9,500/本

 

ストック中の2×材

こちらは1×材

90角材

100×200のプランク材

 

スチームドライウッドを使った家具製作“ダイニングテーブル”

そんな才色兼備なスチームドライウッドを加工したらどんなものが出来るのか、、

ここからはスチームドライウッドを使った製作品を、作業工程も交えながらご紹介していきます。

今回製作したダイニングテーブルのテーマは『製材キズを活かしたお洒落テーブル』(ノ≧∀≦)ノ

先の商品説明でご紹介したように、スチームドライウッドの1×材は窒素加圧加熱加工後に半割製材しているので、鋸が入った側の面全体に薄く製材キズが残ります。壁面や天井施工の場合多くはこの製材キズを裏面として使う為、この製材キズは隠れてしまいます。個人的にはこの薄く並列に刻まれた製材キズの風合いに魅力を感じていたので、なんとかこれを活かしてみたいという事で挑戦しました。

スチームドライウッドの元材の面

こちらが製材時の鋸キズが残る面

 

製作する上でネックとなったのが、製材キズの薄さと粗さ。上の右側画像のようにキズ自体は深く無いのですがささくれのようなバリが全体にあって素手で触れることの多いダイニングテーブルでは、触れるたびに木の棘が刺さってしまう、、、なんて悲劇を招きます。。(ಥ﹏ಥ)  この悲劇を避けるためにバリ取りとサンディングをするのですが、通常家具製作で使うベルトサンダーだと製材キズの風合いが一気に飛んでしまうので使えない。。

そこで今回は番手の大きな(目の細かい)サンドペーパーで風合いの微調整をしながらハンドサンディングをし、クリア塗装で薄くコーティングする事で問題をクリアする作戦で製作を進めました。

 

もう一点テーマにしていた『お洒落な』について、スチームドライウッド自体が濃褐色でお洒落な感じを漂わせていて、シンプルに並列に並べても十分お洒落なテーブルになるのですが、今回は更にひと捻り。人気のカフェや雑貨屋さんの壁面等に採用されることも多いヘリンボーン柄。これを今回の天板柄にも取り入れる事で凝った意匠になりグレード感のアップを目指します。

 

それではテーブル製作スタート!٩(◕‿◕。)۶

まずは選別した材のカットから。今回は同じ幅の部材を45度の角度で組み合わせてヘリンボーンの柄を描いていくので、同じ幅/長さで切り出していきます。

元材は無垢材を使っているので幅や厚みに多少の誤差があります。プレーナーやテーブルソーを使ってサイズを整える事で綺麗な仕上がりになります。

1mm未満の厚みの差はテーブルの表情作りに活かせるので敢えて残していますo( ❛ᴗ❛ )o

元材の厚みをプレーナーで調整

長さのカットはスライド丸鋸で

テーブルソーで幅カット

仕上がり時の隙間防止に必須の工程

こうして切り出した部材を仮組みしてみて、部材のサイズ感や全体でのバランスなどを確認。

良い感じに仕上がりそうな予感で既にテンション上がってます!

イメージが具現化してきてワクワク

全部並べると見応えがありますね

部材のサイズを確定させたら、本組みに入ります。

今回は細かい部材を組み合わせて一枚の天板に仕上げていくので、合板の上に並べてボンドで接着していきます。

塗って伸ばして貼っての繰り返し

全体像が見えてきました

全ての部材が貼れたらしっかりと時間を掛けて自然乾燥をさせます。

接着が完了したら、次は余分な部分の切り落とし作業。

天板の組み方によっては先に部材を仕上がりサイズで準備する事もありますが、今回はヘリンボーン柄で複雑なので、先に部材を貼って一枚板の状態にしてからカットしていきます。

カットは丸鋸とガイドを使って

4辺ともカットするとスッキリしたイメージに

カットした四方に、天板と同じスチームドライウッドを予めサイズカットしておいたものを巻いていきます。

天板としては四方巻きが無くても成立しますが、天面のスチームドライウッドとベースの合板の積層が見えてしまうので、四方を同素材で巻いた方がボリュームを出しつつ纏まった印象に仕上がります。

四方を巻いてクランプで固定

角はこんな感じです

スチームドライが持っている柔らかい風合いをそのまま活かす場合は、ここで脚を付けて完成となります。

今回は使用頻度の高いダイニングテーブルでの使用を想定しているので、クリア塗装を重ねていきます。

この塗料は含浸系ですが表面に薄くコーティングの働きもするので、キズが付きにくくなります。

(無垢板ではキズも風合いとして活かせるので、この辺りはお好みで)

また、透明色ながらスチームドライウッドの色味が濡れたように濃く艶っぽい印象に仕上げてくれるので、設置するお部屋の印象も少しゴージャスな感じに。

クリア塗料を塗って乾かしたら、ハンドサンディングで毛羽立ちを整えます。更に色濃く艶っぽい仕上がりにする場合は再度塗装。この工程を複数回繰り返して希望の風合いに仕上げていきます。

クリア塗料で濡れ色に

乾いたら軽くサンディング

下の2枚の画像は無塗装仕上げとクリア塗装仕上げ(3回塗装)の比較。

撮影環境の影響もありますが、随分違った印象に仕上がります。

素朴さのある無塗装仕上げ

色気のあるクリア塗装仕上げ

これで天板製作は終了。あとは脚を取り付けてダイニングテーブルの完成です。

今回は市販のアイアンレッグを取り寄せて組み立ててみたので、DIYがお好きな方は参考にしてみてくださいね。

下穴を開けて

鬼目ナットを埋め込み

ネジを絞めて

取付け完了

それでは完成したダイニングテーブルの全貌をお披露目。

どうですか?(((o(*°▽°*)o)))

今回の製作にあたって一番のテーマだった製材キズの風合いを残すことで、僅かな凹凸が薄っすらと影を作り出してめちゃくちゃカッコイイ仕上がりになりました。ヘリンボーン柄もお見事!

クリア塗料で色味を濃く出したことも、落ち着いた品のある風合いにひと役かっているように思います。

木と鉄の相性はとても良いので、アイアンレッグを含めた全体の印象もバッチリですね。

テーブル単体だとしっかりとキャラクターのあるダイニングテーブルに仕上がりましたが、椅子や照明をあわせても個性が喧嘩する事なくスタイリッシュにまとまってくれます。

椅子を置くとまた印象が変わります

アンティーク調の照明ともマッチ

 

昼はまた違った印象に

脚元はこんな感じです

製材キズが陰影を描いて良い雰囲気

接合部や節のクラックも手触りはスムーズ

 

日々の食事や団らんで頻繁に触れるダイニングテーブルですが、製材キズのテクスチャーや節のクラックも触り心地が最高で毎日スリスリしたくなるくらい(๑˃ᴗ˂)ﻭ

クリア塗装していることで、飲み物や油ものをこぼしてもシミが着くことはありません。布巾で掃除する際も引っ掛かる事も無く快適そのもの!

今回のテーブルはサイズが幅1500mm×奥行800mmと、少し大きめなので大人4人でもゆったりと食事が出来ます。

大き目なのに天板の素材がスチームドライウッドなので、サイズ感のわりに軽いのもうれしいポイント。掃除機をかける際や模様替えなどで、テーブルを動かしたいって時にこの軽さは助かります。

ストレスなく普段使いが出来て見た目もお洒落で、更にキズがついてもケアが出来るので長く使えるダイニングテーブルは、地球環境に配慮しながら快適で持続可能な生活を送る、これからの時代にマッチした商品ですね。

 

こちらのダイニングテーブルの参考価格は、、、

・スチームドライウッド製ダイニングテーブル天板

サイズ:(幅)1500mm ×(奥行)800mm ×(厚み)35mm   ¥99,000+税 (塗装1回の場合)

※サイズや塗装回数(画像は3回塗装仕上げ)やその他仕様で価格が変わってきます。詳しくはご相談ください。

・スチール脚

ロの字型1式 ¥35,000+税など幾つか取り揃えています。

 

サイズや仕様などご希望に沿ってお作りします。テーブル天板のみのご依頼も大歓迎!

気になった方はお気軽にご相談ください。

 

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