安い古材板を入手する方法は?おすすめの用途について紹介

昨今、古材板が注目されており、インテリアに古材を取り入れようと考えている方も多いことでしょう。古材板は通常の木材と比べると、購入価格が高くなりがちです。今回は、安い古材板を手に入れる方法について、選ぶ種類と購入できる場所の観点から解説します。また、おすすめの用途についても紹介していきますので、ぜひとも参考にしてみてください。

古材板の購入価格が高くなる理由について

古材板は、長い時間をかけて自然乾燥している天然乾燥材で、非常に強度が強いものです。経年変化による味わいなど、新しい木材にはない魅力があり、近年たいへん人気が高まっています。そもそも希少性が高く流通量も少ないことから、購入価格が高くなる傾向にあるのです。

また古材板を売りものとして販売するためには、そのままでは販売できません。選別・水洗い・乾燥・釘抜きなどの工程を経て、販売されることになります。そのためどうしても通常の木材より、購入価格が高くなってしまうのです。

安い古材板にはどういったものがある?

購入価格が高くなってしまう傾向にある古材板で、中には比較的安く購入できるものもあります。杉の足場板は、安く購入できる古材板の代表格といえるでしょう。足場板とは、建築現場で作業用の床として使われていたものです。使い込まれた風合いがビンテージ感を醸し出し、人気の古材板となっています。

他には、港などで使われていた輸送用木製パレットの板材を加工したパレット古材も、比較的安く購入できる古材板です。パイン材が使われており、こちらも経年でできたダメージの具合や色の変化により、独特の風合いをもっているのが魅力でしょう。

安い古材板はどこで購入できる?

杉の足場板を中心とした安い古材板は、最近ではさまざまなところで購入できるようになりました。ここでは、代表的な購入先について紹介します。

古材板専門店

古材板の人気の高まりとともに、古材板を専門に取り扱う専門店も増えてきています。古材板専門店の最大の魅力は、取り扱っている古材板の種類やサイズが豊富なことです。販売店によって、実店舗を構えているところからネット販売専業のところまであります。

古材板は同じ種類のものでも、一つひとつ状態や風合い・色味などが違うのが特徴です。できれば、実店舗で直接現物を見て購入する方が安心でしょう。しかし自宅の近くに実店舗がない場合は、ネットで写真やサイズなどから選択して購入することになります。

なおネット販売で購入する際、古材板は販売前の乾燥やサンディングなどの加工に注意しましょう。しっかり行われていないと板のコンディションが悪かったり、反ってしまっていたりすることもあります。販売店の口コミなどの評判も、確認するようにしましょう。

ホームセンター

近年の古材板を使ったDIYブームもあり、ホームセンターでも古材板を取り扱う店舗が増えていきました。杉の足場板などは、建築資材を取り扱うホームセンターの場合、おおよその店舗で見られます。普段買い物に行っているホームセンターで、手軽に古材板を直接見て選んで購入できるのは大きなメリットとなるでしょう。店舗によっては、指定のサイズにカットしてくれるサービスを実施しているところもあります。

しかし、古材板専門店ほどの品ぞろえは期待できません。杉の足場板を中心として、1~2種類くらいの販売店が多いのです。

材木店(製材所)

少しハードルは高く感じるかもしれませんが、実は材木店でも一般の方に木材を売ってくれます。材木店では、住宅を建てるための建築資材が一通りそろっており、古材板を扱っているところもあるのです。

とはいえ、ホームセンターのような店舗ではありません。いきなり飛び込みで行って、材料を選ぶスタイルではないのです。まずは電話をして一般にも販売してもらえるか、古材板を取り扱っているか、問い合わせてからの訪問がよいでしょう。

安い古材板のおすすめの用途

安い古材板の代表格である足場板は、幅やサイズ・厚さがそろって販売されていることがほとんどなので、DIYに向いている古材板といえるでしょう。自然に使い込まれた風合いをもっていることに加えて、もともと工事現場の足場として使われていた強度があります。とくに、棚板やテーブルなどに使うのがおすすめです。

最近はDIY初心者の方でも、足場板を使ってビンテージ感を演出しながら、自分の机や棚造りを楽しんでいる方も多くいます。注意点としては、長年足場として使い込まれてきたために、板が多少反っている場合もある点です。あまり精度の高い工作や、加工には向いていません。

まとめ

通常の木材よりも購入価格が高い傾向にあるのが古材板です。中でも安価で手に入りやすいものとして、杉の足場板が代表格であることをご紹介しました。現代では、古材が多くのホームセンターでも購入可能です。しかし、さまざまな種類から自分の好みや用途に合ったものを探すには、古材板専門店に相談するのがよいでしょう。

安い古材板を使って、棚やテーブルなどのDIYに挑戦するのもおすすめです。これから安い古材板をお探しの方は、ぜひとも「株式会社ブレットジャパン」へご相談ください。弊社では「完全予約制の来店型」のビジネスモデルを基本としております。ショールームで実際に見て、手で触れて古材の魅力を存分にご堪能いただけます。ぜひともお気軽にお問い合わせください。

    
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