古材を仕入れる4つの方法とは?詳しく解説

 

建築資材として近年脚光を浴びることが多くなっている古材ですが、いざ使用したいと思ったときにどのようにして手に入れたらいいのかご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。DIYなどで気軽に使用するためにも入手方法は重要なポイントです。そこで今回は古材を仕入れるための4つの方法についてご紹介いたします。

専門業者から仕入れる

古材を専門で取り扱っている業者はいくつもあります。古材自体は日本だけに限らず海外にも存在していますので、個人でそれを手に入れるとなると難しいでしょう。もちろん不可能ではありませんが、交渉や運搬などを考えると手間のほうが勝るかもしれません。逆に、専門業者から仕入れる場合にはメリットがあります。

まずは品質に対する安心感が挙げられます。専門で取り扱う者として、買い付けを行う場合には古材としての条件を満たしているかどうかや、販売に値するクオリティであるかどうかを厳しい目でチェックしています。古材の多くが建築資材として再利用されていますので、品質が高くないと建築物としての質にも影響してしまいかねないため重要な部分というわけです。

もう一つは品揃えの豊富さです。木には数え切れないほどの種類がありますので、それに比例して古材に関しても非常に多くの種類が存在しています。専門業者であればそれらを幅広く取り扱っているだけでなく、それぞれの特徴に関しても理解されているため、どのような用途で使用するつもりなのかによってアドバイスをしてくれることもあるでしょう。アフターフォローという点においても安心です。

直接買い取る

古材は建築物を解体する際に出ます。所有している土地に建っている家屋の持ち主が、何らかの事情によって更地にしようとしたり、建て直しをする場合に解体が発生しますが、その際に処分または再利用のいずれかで古材を処理することになるでしょう。近所でそのような動きが見受けられた場合もそうですし、不要な古材を提供してくれる方を募集するという方法によって、直接買い取りをすることが可能となります。

ご厚意で譲ってくださる可能性もなくはないでしょうが、解体費用などのことも考えると少額でも買い取りということになるケースがほとんどでしょう。直接買い取りをする場合ですが、必要とする古材の量が少ない場合や、その古材がいいという場合に向いています。たくさんの古材を求めるとなると、量が足りないこともありますので何箇所から買い取りをする必要が出てくるでしょう。

また、直接買い取りの場合に考えなければならないのが運搬方法です。軽トラックなどで運ぶことができる程度の量であれば問題はありませんが、量や古材の長さがそれ以上となった場合には手間がかかります。どこからどこまで運搬するのかという距離によってもその手間は多くなりますので、予めそうした部分を考慮した上で買い取りを検討するようにしましょう。

解体して再利用する

昔暮らしていた家屋がもう必要ないというご家庭や、そうした条件が揃った方にOKをもらえた場合に可能な仕入れ方法です。持ち主が不要ということであれば、宝の持ち腐れのようなものですので解体をした上で必要な古材を手に入れることができるでしょう。しかし、この仕入れ方法の場合にはいくつか注意点があります。

まず解体ですが、家屋をリセットするということになると素人だけでは限度があります。建築や解体に関して知識や経験がある方が一人でもいなければ作業中に怪我をする恐れがありますし、最悪の場合命の危険すら伴います。知識なく作業することでせっかくの古材を台無しにしてしまうことも考えられますので、作業時には熟知されている方を含めるようにしましょう。

解体に関する費用についても事前にはっきりとさせておく必要があります。そもそも持ち主が解体するつもりであれば解体費用は持ち主が負担されるかもしれませんが、そうではなく古材を仕入れるために解体するという場合には解体費用も負担することになるでしょう。解体するための重機のレンタル料や人件費、その他の経費もあわせると意外と高額となることが予想されますので、見積もりをしっかりと行った上でそれでも仕入れるのかどうかをはっきりさせておくようにしましょう。

ホームセンターで購入する

意外にもホームセンターで古材を取り扱っているケースがあります。品揃えに関しては専門業者の取り扱っている数に比べれば劣るかもしれませんが、近所で気軽に手に入ると考えればお手軽でしょう。とくにDIYのようにそれほど大量には必要としない場合にはおすすめです。作業中に足りなくなってしまい買い足すという場合にもとても便利ではないでしょうか。

ホームセンターで購入する場合、同時に他の部材をまとめて購入することができるというのもメリットです。釘やネジなどの建築部材に関してもホームセンターでは数多く取り扱っていますので、一度ですべてが完結するので手間がかかりません。ただし、在庫数が足りなかったり、望んでいる形状の古材が在庫としてない場合も考えられますので、建築物に対して使用するという場合にはあまり向いていないでしょう。とはいえ、どのような種類のものがどの程度あるのかを調査するのはとても意味があることですので、古材を手に入れたい場合にはまず確認をしてみることをおすすめします。

まとめ

古材の仕入れ方法として代表的な4つの方法をご紹介しました。その中でも安定していて品質に関しても安心できるのは専門業者から仕入れる方法となります。取り扱いの多さも魅力的ですので、種類や値段がきになるという場合には気軽に問い合わせをしてみましょう。

「BULLET JAPAN」ではアメリカのビンテージウッドを専門で取り扱っていますので、ご購入の際にはぜひご相談ください。

    
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