気分はヴィンテージ!一般木材を古材風に塗装するには?

気分はヴィンテージ!一般木材を古材風に塗装するには?

古材にはヴィンテージ感があって、「古さ」が好きな方にはたまらないと思います。しかしそれを手に入れる機会がない、あったとしてもなかなか自分の好みのものがない……と思う方は多いと思います。それなら塗装を工夫して、自分で作ってしまいましょう。今回は一般木材を古材風にする手順を、特に塗装とその加工に重点を置いてご紹介します。

木材の準備

何よりもまずは木材の準備からになりますが、ここで「できるだけ古臭いもの」など、古さを追求する必要はなく新品で構いません。もっとも新品と言ってもどんな木材でも良いという訳ではなく、コストや加工のしやすさを考慮しなくてはならないと言えるでしょう。

その上でもっとも、適切となるのは「SPF材」になるかと思います。素材である原木スプルース、パイン、ファー、それぞれの頭文字を取った木材となります。これらの原木は成長が早いために価格が低め、しかも柔らかいので加工がしやすいというメリットがあるのです。その反面、虫に喰われやすいというデメリットもありますが、メリットはそれを補ってあまりあると言えるでしょう。

木材の加工

買ってきた新品の木材を、そのまま表面を削った後に塗装するのでは、表面はなめらか、また角も立ち過ぎてどのように塗装しても古材には見えません。塗装の前に、ある程度古材を演出するための加工が必要になるのです。

では具体的な加工方法についてですが、まず古材に角がありすぎるのは風情がないので、カンナややすりなどを使って角を「雑に」取り除き、経年劣化のごとく木材に丸みを持たせましょう。表面については、以降でご説明する塗装で演出できますので、あえて加工をする必要はありません。ただ、もっとリアリティを求めたいのであれば、キリなどの細く鋭いもので表面をこすり、毛羽立たせてみましょう。

塗装

いよいよ肝心の塗装ですが、それほど難しく考える必要はありません。実のところ、塗装による古材の演出は「雑さ」が求められることから、通常の塗装よりも簡単なのです。

具体的には、まず自分が想像する古材のイメージを漠然とでもいいので固めて、それに合った色をチョイスします。例えば単純に古臭さを求めるならチャコールグレー、懐かしい古さを求めるならそこにターコイズとホワイトを混ぜるなどです。

色が決まれば木材に対してかなり雑に塗り、塗りの甘い箇所、そもそも塗れていない箇所、「かすれ」をあえて残しましょう。ベタベタと塗るのではなく、軽いタッチでサッと塗ってしまうのがコツです。

さらに古材の演出であることから、雑に塗るとしても一定感があると不自然になります。同系統で色を変えたり、あえて特定の箇所に色を偏らせると、古材として自然な感じを出すことができます。大雑把に塗ってそのまま次の日まで乾燥です。

なお塗装の際にハケを使われると思いますが、ハケではなく台所用のスポンジや使わないタオルでも構いません。これらであれば、再利用することなく使用後に廃棄できますので、よけいな手間が掛かりません。

塗装面の加工

塗装をし、乾燥を終えた後は塗装面の加工が必要になります。これも古材を演出するに際して、非常に重要な手順となりますので覚えておきましょう。

ではその内容ですが、あればサンダー、なければ紙やすりなどで、塗装面を塗装が十分に残る程度で軽くこすりましょう。これにより、塗装だけでは不十分な色むらや古さを演出できますので、必須の作業と言って過言ではありません。

要するに「サンディング」なのですが、本来サンディングはジェルネイルの長持ちを目的とした、言わば下処理となります。今回の場合はこれが「仕上げ」となりますので、その上から足りないと塗装はしないようにしましょう。

そのままでも、古材としての演出は十分と思われますが、もう一押し欲しいと思われた方はステイン系の塗料を塗ってみましょう。ステイン系は木材の表面ではなく、内側に浸透していくので塗装面を加工した後でもかなり自然な仕上がりになります。

色はいくつかあるのですが、無難なものでブラウン系にしておくと、色が暗めな分古材感を演出しやすいでしょう。ただし、着色し過ぎると不自然になるので、塗装の後にウエスなどでサッと拭き取ることを忘れないで下さい。

購入も手段のひとつ

以上が一般木材を古材風にする手順ですが、内容的には簡単であるものの、DIYだけはどうしてもできない方も少なくありません。その際は、そのような木材を購入することも手段のひとつですので、無理な加工はやめておくようにしましょう。

時間と労力に見合わないと判断したならば、多少時間が掛かっても古材を探して購入する方が良いかと思います。木材屋の中には、一般木材を古材風に加工してくれるところもありますので、それを利用するのであればコストも低めです。

まとめ

実際古材を購入するのは難しいもので、だからご自身で加工なり塗装なりをするのですが、そういう作業が無理な方も少なくありません。

そんな方は、輸入古材を取り扱う「BULLET JAPAN」で木材を探してみてください。自分の好みに合ったものを探すことができるでしょう。ヴィンテージ風木材もありますので、価格が不安な方もまずはお気軽にご相談ください。

    
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