DIYやリユースが浸透したここ数年の背景から、今やヴィンテージ風の内装のお店やインテリアは当たり前となっています。どこかこなれた雰囲気があり海外のテイストがありますので、おしゃれな方はもう取り入れているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、古材を使用してリフォームすることのメリットは雰囲気だけではありません。古材には、まだみなさんの知らない魅力が多くあるのです。そこで今回は、古材を使って壁をリフォームするメリットや特徴、施工の前に注意する点などを踏まえて紹介していきます。
壁を古材にするメリットと特徴
ここでは、壁を古材でリフォームまたは作るメリットと特徴を紹介していきます。
おしゃれで温かみのあるデザイン
古材を使ったインテリアや家具の最大の特徴は、そのデザイン性の高さにあります。厳選する木の種類によって雰囲気はガラリと変わりますが、どの種類にも共通して、無骨すぎず無機質すぎない木材ならではの温かみを残しているのです。単色の古材でシックに決めるのもありですが、加工材や塗装材を部分的に使用してアソートすることでポップなイメージにもなります。そんなデザイン性の高さから、今や家の家具や美容室、飲食店などのインテリアに採用されることも当たり前となりました。
業者を仲介することで安心&安全
ヴィンテージウッドや海外から輸入した木材と聞くと、「釘とか錆が残っていてあまりきれいなイメージじゃないかも……」「ちゃんときれいな状態になっているのかな?」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、その心配はありません。
海外から輸入されている古材は、すべてプロの手によってきれいに加工されてあなたの手元に届いています。生活に関わるものですから、清潔なのはもちろん釘や錆はすべて取り除かれ、赤ちゃんでも安心して暮らせる部屋の一部になります。
リユースとしてエコへの意識も高まる
老朽化などが原因で解体せざるを得なくなった古民家や、災害などによって倒れてしまった木などは廃棄されてしまうケースがほとんどです。しかし、それらを再利用し、古材として使うことも多くあるのです。
また、ここ近年は古民家を改装して店舗にしたり、宿にしたりという「現地再生」の動きが多く見られるようになりました。そのような動きに共感し、古材を再利用することで、エコやリユースへの意識を高められるという点も古材の魅力の一つと言えます。
個性のあるこだわりのインテリアにできる
お店や自分の家は一生を共にする場所ですから、こだわりをぎゅっと詰めた場所にしたいものです。最近の研究で木材に囲まれて生活することが精神的な安定が得られることから老人ホームやクリニック、保育所などにも内装材として導入される事例もあります。古材には、一つとして同じ物はありません。そのため、自分で気に入った木材を選ぶことで、そのままあなたの個性へとつながります。
施工工事の前に
次に、施工工事の前に知っておきたいポイントをいくつか紹介していきます。
費用は古材の種類や年数による
古材の費用は、一律いくら、という風に指定できるものではありません。というのも、タイトルの通り古材の費用は、種類や年数によって変動するのです。古材だけに拘らず部分的な使用で面積の多い部分はエイジング材であるフェイクビンテージウッド(古材風仕上材)を使用することでトータルコストを抑えることも可能です。
実際に触れて目で見て確かめるのがおすすめ
先ほども書いたように、古材にはひとつひとつ異なった特徴があります。そのため、実際に取り入れる前には、ざらつきや温かみなどを肌で感じてみるのがおすすめです。ショールームはもちろん、古材を壁に採用している店舗などで、イメージを膨らませておくと、決定がスムーズでしょう。ちなみに、無骨な雰囲気を出したいなら木目の粗いタイプ、落ち着いた雰囲気に仕上げたい場合は木目の細かいタイプがおすすめです。
まとめ
木材を壁に使うことで、さまざまなメリットがあるということがわかっていただけたのではないでしょうか。まとめとして、古材の壁は以下のような場面でおすすめです。
- 部屋の中をまったく違う雰囲気にリフォームしたい
- カフェや美容室を開業する際にヴィンテージ風の内装にしたい
- 自宅に秘密基地のようなガレージをつくりたい
- ヴィンテージの服屋を開業する際に内装にこだわりたい
本記事をきっかけに、おしゃれな内装を目指す際にはぜひ古材を選択してみてはいかがでしょうか?
「新築はおしゃれな壁にしたいな」「店を開業する際にヴィンテージ風の雰囲気にしたいな」このようにお考えのみなさんは、ぜひ私たちにご相談ください。
私たち「BULLET JAPAN」は、ヴィンテージウッドの加工・販売を行っております。職人の目で厳選され、プロの手によって加工されたヴィンテージウッドは、おしゃれなのはもちろんどこか温かみのある雰囲気をまとって、あなたの暮らしや生活をサポートします。
加工においては今回紹介した壁に使われる木材から、テーブルや棚などの家具にもすることが可能です。他にも、古材の輸出入代行をしております。お問い合わせはお気軽に、お電話や公式HPから承っております。